オンラインカジノは、趣味の範囲で遊べば楽しい娯楽です。
しかし、ゲーム性・ギャンブル性の高さ故に気付けば大金を失い、生活に支障をきたすケースも少なくありません。
今回は「オンカジをやめたい」と思った時に、誘惑に負けずギャンブルを引退するための方法をお伝えします。
・ギャンブル依存症で、辞めたいのにやめられない方
・既にオンカジを辞めた人の、やめた方法を知りたい方
これらに当てはまる方は、ぜひこの記事を最後まで読んで参考にして下さい。
オンカジをやめたい人の理由
オンカジをやめたい人は、どのような理由で辞めたいと思うのでしょうか。
ほぼ全ての人に共通するのは「オンカジで勝てない」「お金がなくなる」という理由でした。
もう、オンカジも、イチパチも、完全にやめる。お金が…なくなるだけや、目が覚めた。
— としちゃん (@toshipont) March 12, 2021
趣味でオンカジをしている人の多くは、パチンコや競馬など他のギャンブルもしている人が多いようです。
しかし、どのギャンブルもトータルで勝てている人は少なく、お金が無くなるから辞めたいという意見が多く見られました。
オンカジもうやめるわ…
— ただのぱぱ (@ravegi6) March 9, 2021
いくら勝ってても無くなるまで寝ずにやっちまう😰
オンカジは他のギャンブルと比べると、一時的に勝ってプラスになることは多いです。
しかし、長く遊べば遊ぶほど、確率は収束するため最終的に負けて終わる可能性が高くなります。
「いつでも気軽に家で遊べる」のはオンラインカジノの良さでもありますが、「自分をコントロールしなければ延々と遊んでしまう」というリスクも同時に存在します。
合計9万負けです。先日返した分も全部使いました。終わり。、死にたい。、ほんまくそやわオンカジ。引退。
— kuro汰.借金360万 (@gamble_kurota) April 16, 2022
返済やばい。
オンカジをやめたい理由として「借金で生活に大きな負担となるから」という人もいます。
オンラインカジノに関わらず、借金してギャンブルをしている人は、ギャンブル依存症である可能性が高いです。
この状態になると、趣味として適度にギャンブルを続けていくのは非常に困難です。
ギャンブル依存症という病気と真剣に向き合い、完全にギャンブルを断つための努力をしていく必要があります。
オンカジを辞めるメリット
オンカジや他のギャンブルをやめることで、次のようなメリットがあります。
・空いた時間ができる
・気持ちに余裕ができる
お金に余裕ができる
1か月あたり平均5万円ギャンブルに使っていた人なら、ギャンブルを辞めることで毎月5万円をセーブすることができます。
その分を貯金に回しても良いですし、旅行や趣味、ファッションにお金をかけても良いでしょう。
すでに借金をしている人も、一切ギャンブルを断ってしまえば月々の返済をしつつ、残ったお金である程度余裕をもって生活できるはずです。
ギャンブルやめました。
— GORI (@yuukiyazaki) October 2, 2015
お金たまるなぁーー
空いた時間ができる
オンカジは自宅から24時間いつでも遊べるため、かなり長時間プレイしてしまう人もいると思います。
また、別の事をしていても頭の中でオンカジのことばかり考えていたりと、オンカジ中心の生活になってしまう場合もあるでしょう。
そういう人は、オンカジを引退することで自由に使える時間が増えます。
趣味に時間を使ったり、勉強や副業を始めてみたり、家族との時間を大切にしたりすることで、より生活が豊かになるかもしれません。
もう金曜日の夜。
— めえの@オンカジで借金715万 (@me_no1230) September 10, 2021
1週間は本当に早いですね。
ギャンブルにどっぷり浸かっている時は、土日はパチ屋にこもって1日中狂ったようにスロットを打ち続けたり、1日中ネカフェにこもってイカれた目をしながらオンカジをプレイし続けた。
今は土日をできるだけ有意義に使おうと努力してます。
気持ちに余裕ができる
オンカジにハマり過ぎると、いつもオンカジをしたくて気持ちがソワソワしたり、負けてイライラしたりと、メンタルが不安定になりがちです。
特に、ギャンブル依存症で貯金を使い果たしてしまったり、借金をしていたりすると、次第に気持ちの余裕がなくなってしまいます。
ギャンブルが結果的にストレスの原因になっている人は、やめることで平穏な生活を手にできるかもしれません。
断ギャンブル143日目クリア
— ぼちぼち生きる (@bochi2ikiru) April 20, 2022
お疲れ様です。
今日もギャンブルしませんでした。
私にとってギャンブルしないメリットの1つは感情の起伏が起きにくいこと。
以前に比べてイライラする事が減ってきてる。
これとても大切。この調子この調子。
おやすみなさい。#ギャンブル依存症
なぜオンカジを辞められないのか?
オンカジを「やめた方が良い」「やめたい」と思っていても、なかなか辞められない人もいると思います。
ギャンブル依存症の人が、ギャンブルをやめられないのには次のような理由があります。
・勝ったら〇〇しよう
・ストレスから逃げたい
・負けを取り戻したい
・まだ自分を制御できる
楽して稼ぎたい
ギャンブルは、調子よく勝つときはたった数分や数時間で、何万円ものお金が増えていきます。
普段なら何日も頑張って働くことで、ようやく手に入る金額があっと言う間に稼げるのは大きな快感ですよね。
その快感を覚えてしまうと、コツコツ働いて稼ぐのが馬鹿らしく感じてしまうのも無理ないと思います。
しかし、楽して稼げるほどギャンブルは甘くありません。
おそらく多くの方は、理屈ではそれを理解していると思いますが、脳(潜在意識)が誤解している可能性があります。
つまり、過去にギャンブルで楽して稼げた時の快感や興奮を脳が覚えていて、脳がギャンブルをさせようと命令を出しているのです。
脳がギャンブルに依存しているため、気持ちでいくら辞めたいと思っていても、逆らうことは困難です。
勝ったら〇〇しよう
オンカジやパチンコで「何万円勝ったら欲しいものを買おう」「趣味にお金を使おう」と考える事があると思いますが、これもギャンブルに依存する原因です。
ギャンブルで勝った後に気分よく贅沢したりすると、脳は「ギャンブルすると良いことがある」と学習します。
ギャンブルによるご褒美を自分に与えてしまうほど、脳が間違った学習を強化して、どんどんギャンブルを辞められない体になってしまいます。
実際には、ギャンブルして相当痛い目に合った人も多いと思いますが、なぜか勝った時の記憶の方が強く刻まれるようです。
また、勝ったら〇〇しようと考えることで、ギャンブルする正当な理由を自分に与えてしまうため、ギャンブルを辞められない要因になります。
ストレスから逃げたい
ギャンブルがやめられない原因として、ギャンブルが日常生活のストレスからの逃げ場になっている可能性があります。
悩み事や、何か嫌なこと、考えたくないこと等があると、ストレスから解放されるためにギャンブルをしてしまうということです。
オンカジやパチンコのようなギャンブルは、非常に刺激が強いため、遊んでいる間は夢中になって他の事を忘れ去ることが出来ます。
特に、他に熱中できる趣味がないと、現実逃避の手段としてギャンブルに頼ってしまう人が多いようです。
負けを取り戻したい
オンカジがやめられない理由のひとつに「負けを取り戻したい」という心理があります。
ギャンブルをするときは、勝ちたい、得したいという希望を抱いて始めるため、もし負けてしまうと大きなショックと苛立ちを覚えることになります。
そのイライラや焦燥感から解放されるためには、追加投資をしてでも負けを取り戻し、プラスに持っていくしかありません。
「負けても熱くなってはいけない」ことは誰もが知っていると思いますが、実際に負けが込んでくると、自分で焦りやイライラをコントロールするのは至難の業です。
特に性格的に負けず嫌いの人は、負けて終わるのが極端に苦手な場合もあります。
まだ自分を制御できる
ギャンブルを辞めようとしても辞められない人の中には、心の中で「まだ自分をコントロールできる」と感じている人が多いのではないでしょうか。
「予算の範囲で、冷静に遊べば問題ない」と思いギャンブルを始めて、気付けば使ってはいけないお金まで使ってしまった、なんてこともあるかもしれません。
つまり自分では制御できると思うのに、実際には制御できないのです。
その理由は、冷静なのは常に「ギャンブルをしてない時の自分」だからです。
いざギャンブルを始めてしまうと、勝ったり負けたりする内に、感情はジェットコースターのように大きく揺さぶられます。
最終的に勝てば良いですが、もし負けてしまうと悔しさや怒りは相当のはずです。
それでも冷静にストップできる人間もいますが、ギャンブル依存症で困っている人には不可能に近いでしょう。
普段の自分と、ギャンブルをしている時(したい衝動がある時)の自分は、全くの別人だと認識するのが大事です。
自分の気持ちだから、自力でコントロールできると思うのは勘違いです。
オンカジをやめる方法
ギャンブル依存症は病気です。
「もう辞める」と強く決意したくらいでは決別することは出来ません。
例えばダイエットをするには、もっと食べたい欲求を毎日我慢したり、運動を日々続けていったりという努力が必要です。
ギャンブル依存症も同じで、毎日のように「ギャンブルしたい」という欲求に耐え続ける必要があります。
ギャンブルを辞めるためには、それなりの努力や行動、継続する覚悟が必要だと理解しましょう。
次に、ギャンブルを断つために効果的な手段をいくつか紹介します。
・病院で治療する
・Twitterで断ギャンブルする
・「みんチャレ」のアプリを使う
・ギャンブルできない状況をつくる
・別の趣味に没頭する
・家計簿アプリを使う
GAに参加する
ギャンブル依存症の人がギャンブルを辞めるに最も効果的と言われるのが、GA(ギャンブラーズ・アノニマス)に参加することです。
GAとは、ギャンブルを辞めたいと願う当事者たちが集まる自助グループです。
GAのミーティング場は全国各地にあり、そこで回復のためのプログラム(12ステップ)を行い、時間をかけてギャンブル依存症を治療、改善していきます。
今日はGAに参加してきた。
— GA (@GAO1000000) April 3, 2022
GAは、戒めを思い出して、また頑張ろうと思える習慣だと思う。
ギャンブル依存症だと、負けた悔しさや、借金をしてまで賭けて全て失った苦しさを忘れてしまう傾向がある。
これから前向きに生きていくには、忘れる事も大事だけど、致命的な失敗は忘れてはいけない。
【外部サイト】GA日本インフォメーションセンター
病院で治療する
重度のギャンブル依存症の人は、まず病院に行くことが推奨されています。
ギャンブル依存症だけでなく、他の精神病などを併発しているケースも多いため、まずは自分の病気と症状を理解し、イチから治療していくことが望まれます。
Twitterで断ギャンブルする
ギャンブル依存症から立ち直るため、TwitterなどのSNSを使って断ギャンブルしている人も多いです。
ギャンブルに関する自分の気持ちや考えを整理する意味でも有効ですが、同じ目的で頑張る仲間と励まし合ったり、良い意味で誰かに監視してもらえるという点でも、スリップ防止の効果は大きいようです。
断ギャンブル気付けば250日を越えて252日目。
— カンガルー (@SZgkdN5mQMQoxH4) April 17, 2022
あんなに1日もやめられず、2ヶ月で800万使った男がここまでこれるもんやね
自分の場合は元妻、子供の存在やったりTwitterで応援してくれる人、GAの存在が大きかったと思います!
Twitterのタイムラインに、断ギャンブルや断酒など報告が流れると、同じく頑張っている人がいると思えて心強くなる。
— ギャンブル依存症のお父さん (@iyada_kyotei) March 16, 2022
各々、様々な訳があるし、困っているのでありがたいと言ったら失礼ですが、励みになります。
結果的にみなさま今現在より好転することを祈ります。
断ギャンブルの続けた日数をカウントしたり、他の依存症の人のツイートを見たりして、「ギャンブルしない」という気持ちやモチベーションを高めている人が多いようです。
GAや病院はハードルが高い、という人はTwitterのアカウントを作るところから始めてみても良いかもしれません。
「みんチャレ」のアプリを使う
みんチャレというスマホアプリを活用して、断ギャンブルに挑戦している人もいるようです。
このアプリでは、最大5人のメンバーがグループとなって、同じ目標に取り組みながら習慣を作っていきます。
ひとりだと継続するのが難しいことでも、励まし合う仲間がいれば継続し習慣にできる可能性が高まります。
様々なチャレンジに取り組むグループがありますが、断ギャンブルを目的としたグループもありました。
複数のチャレンジに参加するには課金が必要ですが、ひとつなら誰でも無料で参加できます。
\ みんチャレの活用方法をご紹介 /
— みんチャレ@三日坊主防止アプリ【公式】 (@minchalle) April 20, 2022
本日の #あさイチ に登場した習慣化アプリ!
みんチャレの楽しい使い方が知りたい!
他の人がどんな風に使っているか気になる!
習慣化のコツが知りたい!
という方!
「みんチャレブログ」をチェックしてにゃ〜↓↓↓https://t.co/UNw6LvnYVd
⭐️ε=`ω´=3⭐️ pic.twitter.com/uDjktjsFuG
参加するチームは選べるので、メンバーとの相性が合わない時はいつでも別のグループに変更できます。
【外部サイト】三日坊主防止アプリ「みんチャレ」
ギャンブルできない状況をつくる
ギャンブル依存症の人は、手元にお金があると「ギャンブルできる」「ギャンブルしたい」という欲求が湧いてしまいます。
そのため、出来る限りギャンブルできない状況に身を置く方が無難です。
外出時に必要以上のお金やキャッシュカードを持たない、オンラインで使える銀行口座にお金を入れない、オンカジやパチンコ店に自己規制をかける、など可能な限り対策しましょう。
もし可能なら、家族や友人に協力してもらう方が効果が高いと思います。
別の趣味に没頭する
ギャンブルしたい欲求を遠ざけるためには、別の趣味をつくるのが一番でしょう。
すでに好きなことがあるなら、それに没頭しても良いですし、何か新しいことを探してみるのもおすすめです。
副業にチャレンジするのも良いかもしれません。
とにかく夢中になれることが見つかれば、ギャンブルしたい欲求はかなり薄まるはずです。
ただし、副業のために高額な情報商材を購入したり、FXや仮想通貨などの博打要素の強い投資を始めるのはやめましょう。
家計簿アプリをつける
ギャンブル依存症の人は、金銭感覚が麻痺している場合がほとんどです。
家計簿を毎日つけて、1ヶ月の収入と支出を把握することで、正常な金銭感覚を取り戻しギャンブルへの浪費を抑えられる可能性があります。
無料で利用できるアプリを使えば、毎月の収支を自動でグラフにしてくれるため、お金の動きがひと目で理解でき便利です。
悪性のギャンブル依存症を改善するには、まず家計簿をつけること。お金の出入りを把握していない人が大半です。つぎに大事なのが、お金の管理。まとまったお金を手にすると、悪い虫が疼くからね。あとは入念なシミュレーションと具体的な実行策。ズレたら改善。つまりシンプルなPDCAなのよ。本質的(続
— 松嶋コウ(Koh JP) (@KohJP) August 19, 2021
無料で使えるおすすめの家計簿アプリを下に載せておきます。
【iPhone】シンプル家計簿
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また、浪費をおさえてお金を貯める習慣をつくるには「finbee」という貯金アプリがおすすめです。
finbeeを使うことで、目標を立てて貯金すること自体がモチベーションになるため、ギャンブルに使うより貯金を増やしたいという気持ちが高まります。
finbeeのおかげでめっちゃ貯金できてる
— 向日 葵 (@19aoi25honey) May 1, 2022
…
このスーパー浪費女が…
finbeeに足向けて寝れん
finbeeは銀行口座と連携して使えるのがメリットですが、対応している銀行はまだ少なめです。
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【外部サイト】貯金アプリ「finbee」