オンカジをやめたい?ギャンブル依存症がオンカジを引退する方法

オンラインカジノは、趣味の範囲で遊べば楽しい娯楽です。

しかし、ゲーム性・ギャンブル性の高さ故に気付けば大金を失い、生活に支障をきたすケースも少なくありません。

今回は「オンカジをやめたい」と思った時に、誘惑に負けずギャンブルを引退するための方法をお伝えします。

・オンカジを完全にやめたい方
・ギャンブル依存症で、辞めたいのにやめられない方
・既にオンカジを辞めた人の、やめた方法を知りたい方

これらに当てはまる方は、ぜひこの記事を最後まで読んで参考にして下さい。

オンカジをやめたい人の理由

オンカジをやめたい人は、どのような理由で辞めたいと思うのでしょうか。

ほぼ全ての人に共通するのは「オンカジで勝てない」「お金がなくなる」という理由でした。

趣味でオンカジをしている人の多くは、パチンコや競馬など他のギャンブルもしている人が多いようです。

しかし、どのギャンブルもトータルで勝てている人は少なく、お金が無くなるから辞めたいという意見が多く見られました。

オンカジは他のギャンブルと比べると、一時的に勝ってプラスになることは多いです。

しかし、長く遊べば遊ぶほど、確率は収束するため最終的に負けて終わる可能性が高くなります。

「いつでも気軽に家で遊べる」のはオンラインカジノの良さでもありますが、「自分をコントロールしなければ延々と遊んでしまう」というリスクも同時に存在します。

オンカジをやめたい理由として「借金で生活に大きな負担となるから」という人もいます。

オンラインカジノに関わらず、借金してギャンブルをしている人は、ギャンブル依存症である可能性が高いです。

この状態になると、趣味として適度にギャンブルを続けていくのは非常に困難です。

ギャンブル依存症という病気と真剣に向き合い、完全にギャンブルを断つための努力をしていく必要があります。

オンカジを辞めるメリット

オンカジ

オンカジや他のギャンブルをやめることで、次のようなメリットがあります。

・お金に余裕ができる
・空いた時間ができる
・気持ちに余裕ができる

お金に余裕ができる

1か月あたり平均5万円ギャンブルに使っていた人なら、ギャンブルを辞めることで毎月5万円をセーブすることができます。

その分を貯金に回しても良いですし、旅行や趣味、ファッションにお金をかけても良いでしょう。

すでに借金をしている人も、一切ギャンブルを断ってしまえば月々の返済をしつつ、残ったお金である程度余裕をもって生活できるはずです。

 

空いた時間ができる

オンカジは自宅から24時間いつでも遊べるため、かなり長時間プレイしてしまう人もいると思います。

また、別の事をしていても頭の中でオンカジのことばかり考えていたりと、オンカジ中心の生活になってしまう場合もあるでしょう。

そういう人は、オンカジを引退することで自由に使える時間が増えます。

趣味に時間を使ったり、勉強や副業を始めてみたり、家族との時間を大切にしたりすることで、より生活が豊かになるかもしれません。

 

気持ちに余裕ができる

オンカジにハマり過ぎると、いつもオンカジをしたくて気持ちがソワソワしたり、負けてイライラしたりと、メンタルが不安定になりがちです。

特に、ギャンブル依存症で貯金を使い果たしてしまったり、借金をしていたりすると、次第に気持ちの余裕がなくなってしまいます。

ギャンブルが結果的にストレスの原因になっている人は、やめることで平穏な生活を手にできるかもしれません。

 

なぜオンカジを辞められないのか?

オンカジを「やめた方が良い」「やめたい」と思っていても、なかなか辞められない人もいると思います。

ギャンブル依存症の人が、ギャンブルをやめられないのには次のような理由があります。

・楽して稼ぎたい
・勝ったら〇〇しよう
・ストレスから逃げたい
・負けを取り戻したい
・まだ自分を制御できる

楽して稼ぎたい

ギャンブルは、調子よく勝つときはたった数分や数時間で、何万円ものお金が増えていきます。

普段なら何日も頑張って働くことで、ようやく手に入る金額があっと言う間に稼げるのは大きな快感ですよね。

その快感を覚えてしまうと、コツコツ働いて稼ぐのが馬鹿らしく感じてしまうのも無理ないと思います。

しかし、楽して稼げるほどギャンブルは甘くありません。

おそらく多くの方は、理屈ではそれを理解していると思いますが、脳(潜在意識)が誤解している可能性があります。

つまり、過去にギャンブルで楽して稼げた時の快感や興奮を脳が覚えていて、脳がギャンブルをさせようと命令を出しているのです。

脳がギャンブルに依存しているため、気持ちでいくら辞めたいと思っていても、逆らうことは困難です。

勝ったら〇〇しよう

オンカジやパチンコで「何万円勝ったら欲しいものを買おう」「趣味にお金を使おう」と考える事があると思いますが、これもギャンブルに依存する原因です。

ギャンブルで勝った後に気分よく贅沢したりすると、脳は「ギャンブルすると良いことがある」と学習します。

ギャンブルによるご褒美を自分に与えてしまうほど、脳が間違った学習を強化して、どんどんギャンブルを辞められない体になってしまいます。

実際には、ギャンブルして相当痛い目に合った人も多いと思いますが、なぜか勝った時の記憶の方が強く刻まれるようです。

また、勝ったら〇〇しようと考えることで、ギャンブルする正当な理由を自分に与えてしまうため、ギャンブルを辞められない要因になります。

ストレスから逃げたい

ギャンブルがやめられない原因として、ギャンブルが日常生活のストレスからの逃げ場になっている可能性があります。

悩み事や、何か嫌なこと、考えたくないこと等があると、ストレスから解放されるためにギャンブルをしてしまうということです。

オンカジやパチンコのようなギャンブルは、非常に刺激が強いため、遊んでいる間は夢中になって他の事を忘れ去ることが出来ます。

特に、他に熱中できる趣味がないと、現実逃避の手段としてギャンブルに頼ってしまう人が多いようです。

負けを取り戻したい

オンカジがやめられない理由のひとつに「負けを取り戻したい」という心理があります。

ギャンブルをするときは、勝ちたい、得したいという希望を抱いて始めるため、もし負けてしまうと大きなショックと苛立ちを覚えることになります。

そのイライラや焦燥感から解放されるためには、追加投資をしてでも負けを取り戻し、プラスに持っていくしかありません。

「負けても熱くなってはいけない」ことは誰もが知っていると思いますが、実際に負けが込んでくると、自分で焦りやイライラをコントロールするのは至難の業です。

特に性格的に負けず嫌いの人は、負けて終わるのが極端に苦手な場合もあります。

まだ自分を制御できる

ギャンブルを辞めようとしても辞められない人の中には、心の中で「まだ自分をコントロールできる」と感じている人が多いのではないでしょうか。

「予算の範囲で、冷静に遊べば問題ない」と思いギャンブルを始めて、気付けば使ってはいけないお金まで使ってしまった、なんてこともあるかもしれません。

つまり自分では制御できると思うのに、実際には制御できないのです。

その理由は、冷静なのは常に「ギャンブルをしてない時の自分」だからです。

いざギャンブルを始めてしまうと、勝ったり負けたりする内に、感情はジェットコースターのように大きく揺さぶられます。

最終的に勝てば良いですが、もし負けてしまうと悔しさや怒りは相当のはずです。

それでも冷静にストップできる人間もいますが、ギャンブル依存症で困っている人には不可能に近いでしょう。

普段の自分と、ギャンブルをしている時(したい衝動がある時)の自分は、全くの別人だと認識するのが大事です。

自分の気持ちだから、自力でコントロールできると思うのは勘違いです。

オンカジをやめる方法

ギャンブル依存症は病気です。

「もう辞める」と強く決意したくらいでは決別することは出来ません。

例えばダイエットをするには、もっと食べたい欲求を毎日我慢したり、運動を日々続けていったりという努力が必要です。

ギャンブル依存症も同じで、毎日のように「ギャンブルしたい」という欲求に耐え続ける必要があります。

ギャンブルを辞めるためには、それなりの努力や行動、継続する覚悟が必要だと理解しましょう。

次に、ギャンブルを断つために効果的な手段をいくつか紹介します。

・GAに参加する
・病院で治療する
・Twitterで断ギャンブルする
・「みんチャレ」のアプリを使う
・ギャンブルできない状況をつくる
・別の趣味に没頭する
・家計簿アプリを使う

GAに参加する

ギャンブル依存症の人がギャンブルを辞めるに最も効果的と言われるのが、GA(ギャンブラーズ・アノニマス)に参加することです。

GAとは、ギャンブルを辞めたいと願う当事者たちが集まる自助グループです。

GAのミーティング場は全国各地にあり、そこで回復のためのプログラム(12ステップ)を行い、時間をかけてギャンブル依存症を治療、改善していきます。

【外部サイト】GA日本インフォメーションセンター

 

病院で治療する

重度のギャンブル依存症の人は、まず病院に行くことが推奨されています。

ギャンブル依存症だけでなく、他の精神病などを併発しているケースも多いため、まずは自分の病気と症状を理解し、イチから治療していくことが望まれます。

Twitterで断ギャンブルする

ギャンブル依存症から立ち直るため、TwitterなどのSNSを使って断ギャンブルしている人も多いです。

ギャンブルに関する自分の気持ちや考えを整理する意味でも有効ですが、同じ目的で頑張る仲間と励まし合ったり、良い意味で誰かに監視してもらえるという点でも、スリップ防止の効果は大きいようです。

断ギャンブルの続けた日数をカウントしたり、他の依存症の人のツイートを見たりして、「ギャンブルしない」という気持ちやモチベーションを高めている人が多いようです。

GAや病院はハードルが高い、という人はTwitterのアカウントを作るところから始めてみても良いかもしれません。

「みんチャレ」のアプリを使う

みんチャレというスマホアプリを活用して、断ギャンブルに挑戦している人もいるようです。

このアプリでは、最大5人のメンバーがグループとなって、同じ目標に取り組みながら習慣を作っていきます。

ひとりだと継続するのが難しいことでも、励まし合う仲間がいれば継続し習慣にできる可能性が高まります。

様々なチャレンジに取り組むグループがありますが、断ギャンブルを目的としたグループもありました。

複数のチャレンジに参加するには課金が必要ですが、ひとつなら誰でも無料で参加できます。

参加するチームは選べるので、メンバーとの相性が合わない時はいつでも別のグループに変更できます。

【外部サイト】三日坊主防止アプリ「みんチャレ」

ギャンブルできない状況をつくる

ギャンブル依存症の人は、手元にお金があると「ギャンブルできる」「ギャンブルしたい」という欲求が湧いてしまいます。

そのため、出来る限りギャンブルできない状況に身を置く方が無難です。

外出時に必要以上のお金やキャッシュカードを持たない、オンラインで使える銀行口座にお金を入れない、オンカジやパチンコ店に自己規制をかける、など可能な限り対策しましょう。

もし可能なら、家族や友人に協力してもらう方が効果が高いと思います。

別の趣味に没頭する

ギャンブルしたい欲求を遠ざけるためには、別の趣味をつくるのが一番でしょう。

すでに好きなことがあるなら、それに没頭しても良いですし、何か新しいことを探してみるのもおすすめです。

副業にチャレンジするのも良いかもしれません。

とにかく夢中になれることが見つかれば、ギャンブルしたい欲求はかなり薄まるはずです。

ただし、副業のために高額な情報商材を購入したり、FXや仮想通貨などの博打要素の強い投資を始めるのはやめましょう。

家計簿アプリをつける

ギャンブル依存症の人は、金銭感覚が麻痺している場合がほとんどです。

家計簿を毎日つけて、1ヶ月の収入と支出を把握することで、正常な金銭感覚を取り戻しギャンブルへの浪費を抑えられる可能性があります。

無料で利用できるアプリを使えば、毎月の収支を自動でグラフにしてくれるため、お金の動きがひと目で理解でき便利です。

無料で使えるおすすめの家計簿アプリを下に載せておきます。

【iPhone】シンプル家計簿

【Android】シンプル家計簿


また、浪費をおさえてお金を貯める習慣をつくるには「finbee」という貯金アプリがおすすめです。

finbeeを使うことで、目標を立てて貯金すること自体がモチベーションになるため、ギャンブルに使うより貯金を増やしたいという気持ちが高まります。

finbeeは銀行口座と連携して使えるのがメリットですが、対応している銀行はまだ少なめです。

興味のある人はチェックしてみて下さい。

【外部サイト】貯金アプリ「finbee」

 

 

タイトルとURLをコピーしました